11.03.2014

星から来たあなたの終わり

 「いつからか知らないけどその時から彼女が好きになり、欲しくなり、失うか心配でした。彼女のために私になにができるか今僕が考えています。最後の運命が始まりました。僕はこの運命に勝てますかね?」
 彗星の軌道が変わって地球のまわりにある見込みだというニュースがでる。
 数え切れないほどの彗星が地球を通り過ぎる。
 隕石に巻き込まれてUFOは無事に地球に到着し、ドミンジュンを探し始める。
 急に手が透明になるドミンジュンは時間が近づいてくるのを感じる。
 「チョンソンイ、俺の好きなチョンソンイ。寒いのにローネックとかだめよ。君は隠せば隠すほど可愛いから。キスとかハグのシーンこんなのだめ。激情メロとかもだめ。痛くなってもだめ、悪性書き込みも読まないで、一人で歌も歌わないで、一人でご飯食べないで、酒飲んでどんなとこにはいるのもだめ。夜に余計に空見上げてこの星かあの星かするな。この星から見える星ではないから。けど、俺は毎日見るわ。あなたがいるここを…毎日見るから。」
 「毎日帰ってこようとするから。なんとかしてあなたのそばにいられる方法を見つけ出すから。必ずそうするから。しかし、もしそれができなかったら…すべて忘れてくれる?すべて…」
別れの挨拶をするドミンジュン
 「どうすればそうできる?私がどうやって忘れられる…私がばかにでも思ってる?そんな無責任的な話しがあるのかよ!ドミンジュン!答えてみて!」
と言って背を向けたがすでにドミンジュンはすでに消えているのだった。
 そうして光になって消えていくドミンジュン
 チョンソンイはドミンジュンの家でまるでドミンジュンが隣にいるような幻を見てご飯も食べられずに過ごしているのであった。
 イジェギョンの裁判が始まり、弁護牛はお父さんの支持とおりになんの反論もせず、すべてを認める
 大いに狼狽するイジェギョン
 イジェギョンのお父さんはすべても罪を認め、一生牢の閉じ込められるだろうと自分の育て方が間違ったと自責する。
 お父さんの話しを聞いて、自分で解決すると言って怒るイジェギョン
 チョンソンイはドミンジュンの家で死に掛かっていた植木生き返ってくるのをみて、ドミンジュンが星によくついたんだろうと思うようになる。

 「あなたは今あの人の考えでいっぱうでしょ。考えてないときがないでしょ?けど、いつか急にあの人が思いつくときがあるよ。あ、私がほかの事考えてその人が浮かぶんだって、そうなるから。そうなったらもう痛くはない。たまにはほかのも考えられるってわけだから。私は15年かかったから。もう私は痛くない」
とチョンソンイを慰める。
 チョンソンイは100日目になる日にナムサンタワーのレストランで止め処もなく座っている。
 「このときからだと思います。最初は勘違いかなと思いましたけど、ほんとにあの人を見たような気持ちになったんですよね。私のほうがおかしくなっていくのですかね。」
 ジャン弁護士も自分もチョンソンイと同じくドミンジュンを見たようだという話をする。
 そのうちに、三年が経つのだった。
 チョンソンイの弟はドミンジュンからもらった望遠鏡で新しい小惑星を発見し、その名前をつける権利を得ることになる。そしてその惑星にドミンジュンと名づける。
 三年も経ったのに、チョンソンイにはまだ間違いかどうかわからないがドミンジュンが見えたり見えなかったりする。そのたびに、チョンソンイは気が抜けた人のように泣きながら会いたいと言ってる。
 映画祭の授賞式に来ているチョンソンイ。しかし、急に時間が止まるのだった。そして…
 人ごみの中で現れるドミンジュン
 ドミンジュン
「俺がこんなローネックだめだって言ったのに」
三年ぶりに帰ってきたドミンジュン
 キスをして止まった時間が解ける。
 そして再び消えるドミンジュン
 三年前、ドミンジュンはワームホールに吸い込まれてそこから出られるように苦労したらしい。そのあいだ、チョンソンイが見たのはドミンジュンの幻ではなく実体だったのだ。ドミンジュンが苦労した結果だったのだ。頑張れば頑張るほど、チョンソンイのそばでいられる時間が長くなった。最初は十秒、今は一年近くチョンソンイのそばにいる。
まだ、完全ではないのでたまに消えるときもあるがチョンソンイは
「いきなり消えるのはつらいですが、それがもっと愛することができる理由にでもなりますね。今私の目の前にいる彼の姿が最後だと思ったらその瞬間がほんとに大切に感じますから。」
と言って幸せな時間を過ごす。


星から来たあなたの終わり

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